
ブログをご覧の皆様 こんばんは。こんにちは。
キママの上の本部に居ます中野です(笑)
若いスタッフの中に紛れるオッサン枠でございます。
たまには固い話を。
7月末に日銀の植田総裁が長期金利の上限を「1%」に上げる旨の発表をしました。
当然 住宅ローンの金利に影響があります。
長期金利に影響を受けるのは「固定金利」です。
固定金利は、
「長期プライムレート」に影響をうけ、
長期プライムレートは、「債券市場」の利率です。
ですので 頻繁に変わっています。
変動金利は、
「短期プライムレート」の影響をうけ「景気」の影響を受けます。
「景気」→ 日銀が、景気動向を判断した上で、政策金利を決定します。
因みに、今は「ー0.1%」になります。
これを元に各金融機関は貸出金利の元になる「短期プライムレート」を決定します。
短プラに1%程度を上乗せした金利それが、変動金利の「店頭金利」です。※基準金利とも言う
ここから「優遇金利」を引いて「適用金利」にします。
地銀の店頭金利の平均は「2.475%」です。
そこからを優遇して「1%」
借りている金融機関の「店頭金利(基準金利)」が変わらなければ適用金利は変割らないという事。
今回の日銀の金融政策の修正は何を意味するか?
日本は、バブル崩壊以降は景気の低迷。
実質賃金も上がらない中で、住宅価格を含む物価上昇。。。
①賃金は今年の春闘では大手企業に大幅賃上げを求めました。
②最低賃金の見直しです。最低賃上は、県ごとで異なりますが「最低賃金:1000円」を目指すとの事です。
これが実現すれば・・・賃金上昇+物価上昇 =「好景気」
来春の賃上げ時期に良い数値になったとしても・・
「1年」の実績だけで判断するとは考えにくい??かな??
しかし、景気回復の方向へ施策は進みつつあると思います。
日銀の金融政策の修正はそろそろ方向性を変えますというメッセージかも。
直ぐに動き出す事は考えにくいですが、動き出す可能性はあると考えていた方が良さそうです。