窓の多い家少ない家、後悔しない家づくりの窓選び3つのポイント!

2024.12.02
窓の多い家少ない家、後悔しない家づくりの窓選び3つのポイント!

今回は注文住宅を建てる上で、多くの人が悩む要素の一つ『窓』について、窓の多い家と少ない家のメリット・デメリット、窓の種類や性能の違い、家づくりにおける後悔しない窓選び、3つのコツもご紹介!

今まさに、注文住宅を検討中の方、窓の数や種類で悩んでいるという方は、後悔のない家づくりのためにぜひご覧ください。


窓の多い家、少ない家のメリット・デメリットとは

窓の多い家のメリット

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窓の多い家のメリットには次のようなものが挙げられます。

  • 窓が多いことで、採光がしやすく照明なしでも明るい家になる
  • 窓が多いことで、換気がしやすく家の通気性がよくなる
  • 空間の視覚的な広がりを生み出し、家が広く見える



窓の多い家のデメリット

窓の多い家のデメリットには次のようなものが挙げられます。

  • 採光がしやすい半面、プライバシーや防犯面が気になる
  • 窓が多いことで、家具配置がしにくい
  • 窓が多いことで、掃除が大変


窓が多い家では、プライバシーや防犯面での対策に、フェンスの設置や防犯ガラスを使用しするのが効果的です♪

家具配置や掃除には、家の中からでも掃除がしやすい窓を選んだり、窓の配置を高めにすることで家具と窓が重なる箇所が減り、採光、プライバシー保護にも繋がります。


窓が少ない家のメリット

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窓が少ない家のメリットには次のようなものが挙げられます。

  • 窓から熱が逃げにくくなり、断熱性能がよくなる
  • 窓が少ないことで、建築費用を抑えられる
  • 窓が少ないことで、壁面積が増え家具配置の自由度がアップする


窓の少ない家のデメリット

窓の少ない家のデメリットには次のようなものが挙げられます。

  • 窓が少ないことで、日当たりが悪くなり、日中も暗くなる
  • 窓が少ないことで、風通しが悪くなり、湿気によるカビが発生しやすくなる


窓が少ない家ではなるべく、仕切りをなくし日当たりの良い間取りにしたり、壁紙や床材に明るい色を選択したりすると印象も明るい空間になります♪

また、24時間換気システムや自然素材を積極的に取り入れれば、風通しや湿気の面でも対策ができます。


後悔しない窓選び、3つのコツ

後悔しない窓選びのコツ①窓の役割を知る!

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ここからは後悔しない窓選びのコツをご紹介!

後悔しない窓選びのコツの一つ目は、『窓の役割を知る』ことです。

窓は、外との仕切り、採光や換気以外にも家の断熱性能や遮音など、さまざまな役割を担っています。

窓の少ない家を建てたい場合、人が長い時間生活する空間、居室には採光や換気のために、建築基準法で定められた基準を満たしたサイズの窓を設置しなければなりません。
基準を満たさない部屋は居室として扱うことができず、条件を満たす開口部を有しない居室、無窓居室になります。
無窓居室は防火上、内装制限上、避難上、家を建てるには、それぞれに必要な措置があり、
余計なコストがかかってしまう原因にも...

LDKと一体になった和室で、ふすまや障子などを利用し、採光や換気のために随時解放可能な仕切りを設置することで特例として、2室1室として扱うことができます。
問題が無ければ、1室ごとではなく、2室で基準を満たせばOKに。

窓の少ない家を建てるには、デザインだけではなく、家の性能にどのような影響を与えるのか、間取りにも工夫が必要です。


後悔しない窓選びのコツ②窓の種類を知る!

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後悔しない窓選びのコツの二つ目は、『窓の種類を知る』ことです。

窓の種類は設置場所や開き方によって、さまざまな種類があります。
どんな窓にすればいいか悩んでいる方は、まずそれぞれの窓の特長を知って、部屋ごとにどんな窓が適しているのか考えてみましょう!

例①引違い窓

引違い窓は日本の住宅で多く使われる一般的な窓です。

そのシンプルな構造から、ほかの窓に比べて設置コストが低く、開閉もスライドで簡単!
開き幅を自分で調節しやすいのも魅力です。

例②片引き窓

片引き窓は左右片方が開閉できないFIX窓です。

窓の真ん中にフレームがないため、バルコニーなどに面した窓に使うことで眺望を確保しやすいのが魅力です。

例③滑り出し窓

滑り出し窓は外側に開く窓です。

開き方は横と縦の2種類があり、換気・気密性に優れています。
室内側からでも室外側の窓を掃除しやすいのも魅力です。

例④片上げ下げ窓

片上げ下げ窓は上下2枚のうち、下側の1枚で開閉する窓です。

欧米で多く普及しているデザインで、外観をおしゃれにし、引違い窓同様に開き幅の調節がしやすいです。
また、片上げ下げ窓は大きく開かないため、防犯面で外部からの侵入経路になりにくいのも魅力です。

例⑤高窓(ハイサイドライト)

高窓は壁面の高い位置に取り付ける窓です。

高い位置から採光ができ、プライバシー保護にも効果的です!
窓が高い位置にあることで、家具の配置がしやすいのも魅力です。

例⑥FIX窓

FIX窓ははめごろし窓とも呼ばれる、開閉ができない仕様の窓です。

デザインの種類が多く、家のさまざまな箇所に使いやすいのが魅力。
採光のしやすく、開閉レバーなどの設置もないため防犯面でも安心です!


窓ガラスの素材にも注目!

たくさんの種類がある窓、そこに使われるガラスも重要です。

昔は窓ガラスといえば一枚ガラスが使用されることが多かったですが、最近は断熱や結露への対策にも効果的な『複層ガラス』が一般的になっています。

また、近年増加している侵入窃盗などへの防犯対策には、合わせるガラスの間に樹脂による中間膜を入れることでガラスが飛び散りにくく、衝撃を受けても貫通しにくい『合わせ複層ガラス』や、防犯フィルムを貼るのもおすすめです。



後悔しない窓選びのコツ③窓の設置場所に注目する!

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後悔しない窓選びのコツの三つ目は、『窓の設置場所に注目する』ことです。

家を建てる場所、隣に家が既にあるのか、あるいは窓の設置を検討している箇所が、隣の家の窓と重なってしまっていないかなど... 窓の位置はお互いのプライバシーに関わる部分です。

カーテンやブラインドなどで視線を遮ることで解決することも多いですが、ふとした時に丸見えになってしまうリスクもあるため、意識するようにしましょう!



キママプラスが後悔しない窓選びもサポートします!

最近は断熱性能を意識し、窓の少ない家を希望されるお客様が多いです。

今回ご紹介したように、窓の多い家にも、少ない家にもそれぞれにメリットとデメリットがあり、大切なのは家族の暮らしを快適にできる窓か、ということです。

窓やガラスの種類から、設置場所、間取りに至るまで、キママプラスではお客様にぴったりな家づくり、窓選びをサポートいたします。


家づくり相談会や勉強会、見学会など、キママプラスでは窓に関するイベントも定期的に開催中です!

『こんな窓にしてみたい』『こんな性能のある窓がいい』『自分の理想の家にぴったりな窓の数を知りたい』などどんなことでもお気軽にご相談ください♪


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